夢・八天（ほぐしや本舗）様　クロスモール導入事例 - 複数ネットショップ・
ECの在庫管理・商品登録・受注管理・発注/仕入管理ASPソフト「CROSS MALL（クロスモール）」

店舗数拡大に向け、在庫連携が必須に。

　磁気ネックレスをはじめ、健康や癒しにつながる様々なアクセサリー・ボディケア用品をネット販売する株式会社夢・八天。運営店舗は6店舗で、楽天市場に2店舗、Yahoo!ショッピング、DeNAショッピング（現au PAY マーケット）、Amazonに出店しているほか、自社サイトを運営。その商品力と丁寧かつ迅速な対応で、順調に売上を伸ばしている。

　アイルの「CROSS MALL」を導入前は、手作業でネットショップを管理していた。さらに店舗を増やしたいと考えていたものの、「在庫を連携管理できていないことで踏み切れなかった」と生山鈴之介社長は振り返る。多店舗展開に必須となる在庫連携を行うため、ネットショップ管理ソフトの導入を検討し始めた。

　多くの管理ソフトから「CROSS MALL」を選んだ決め手は、複数店舗への商品情報の登録・削除や変更が一括で可能なことだった。「CROSS MALL」は、商品名の頭に文言を差し込むなどの変更も、一括で反映させることができる。

　重視していた在庫連携機能やコストも最適であったことから、2011年9月に導入を決めた。

在庫連携で、セット販売や色別販売を実現。

　「CROSS MALL」を導入後、複数店舗の在庫を連携管理できるようになり、在庫を欠品させてしまう売り逃しや、欠品している商品の注文を受けてしまう空売りを防げるようになった。

　「CROSS MALL」は、単品販売とセット販売の商品も在庫連携できる。「1つの店舗内で在庫連携できることは、とても助かる」と生山社長は実感をこめた。商品の色別に商品ページを作成することもできるようになり、窓口を増やせているという。

　Yahoo!ショッピング店の店長、加藤紘子氏は、「作業時間を短縮でき、今まで手が回っていなかったことに時間をかけられるようになった」と話す。以前は在庫や商品の情報を、各モール管理画面から店舗ごとに更新する必要があった。現在は「CROSS MALL」上の情報さえ更新しておけば、各店舗に正確な情報が反映される。作業時間とともに人件費も削減できた。

親切なサポートサービスに支えられた

　以前はそれぞれのスタッフが担当業務に手一杯で、1人で作業や判断をせざるを得なかった。現在は人員に余裕ができた分、1つの業務を複数名で確認しながら行えるため、より正確になったという。

　商品情報は、以前までCSV形式で出力して管理していたが、誤操作で情報を削除してしまう危険性があった。商品情報の管理をシステム化したことで誤操作を防げるようになり、「安心して作業できる」と生山社長は話す。

　アイルのサポートサービスについては、「対応が親切で、こちらの疑問に対して細かく回答してくれる」と加藤氏。他社のソフトを期間限定で試用した際は、自分で考えて作業しなければならない部分が多かった。アイルのサポート担当者は、親身になって操作指導や運用のアドバイスをくれるという。

全店舗のサービス統一、顧客から感謝の声も。

　「CROSS MALL」を導入後、顧客からの反応にも変化があったという。複数のモールに個別で出店していると、モールによって管理方法が異なるため、サービスに差が出てしまう。例えば、楽天市場の店舗では送れる注文確認メールを、Amazonの店舗では送ることができない。加藤氏は、「以前はAmazonの店舗で注文を受けても、商品を発送するのみだった。現在は『CROSS MALL』から注文確認メールを送ることができ、お客様から“ありがとうございました”と返信をいただいたときは嬉しかった」と話す。全ての店舗でサービスの質を統一できたことで、顧客満足度の向上につながったという。

　夢・八天の店舗には、スタッフの丁寧な対応や商品の迅速な発送に対し、購入者からの喜びの声が日々届いている。中には、「CROSS MALL」から送信した商品の到着確認メールに対し、「丁寧な対応に感動した」という声も多い。レビューの数や評価の星は、「CROSS MALL」を導入してから増加傾向にあるという。

　夢・八天は今後、「CROSS MALL」の導入前は手が回っていなかった、自社サイトや楽天市場の店舗数を拡大していく方針だという。店舗内の在庫連携やフォローメールの送信など、「CROSS MALL」の機能を最大限に活用し、商品とともに顧客にとって“気持ちのいい”サービスを提供していく。