スポーツ用品を中心に、アパレルやおもちゃ、インテリア雑貨などを取り扱う有限会社エナレッジ。アウトドア・インドア両面の人気アイテムを取り揃えた、ネットショップ「VOGUE SPORTS(ヴォーグスポーツ)」を7店舗運営。2010年に「CROSS MALL(クロスモール)」を導入した。
以前は他社の管理ソフトを利用していたが使いこなせず、ほぼ利用しないまま約1年で解約したという。「サポートサービスがメール対応のみで、文章だけでは理解しづらかった」と田中秀樹社長は振り返る。その後、アイルから「CROSS MALL」の案内を受けた。電話や訪問など充実したサポートサービスが決め手になり、導入を開始した。
導入後、全店舗の一括管理により、業務の効率化とスピードアップを実現。在庫の売り逃しや空売りは激減したという。以前は顧客へのメールを、各モールの管理画面にその都度ログインして送信していた。現在は「CROSS MALL」から全店舗のメール送信・チェックが可能になり、負荷が削減されている。
これらの効率化により、注文数の増加にも少人数で対応が可能になった。多いときで900件に及ぶ注文にも3名でスムーズに対応ができており、「自分たちが驚いている」と田中社長は話す。
店舗ごとに時間をかけて商品を登録する必要もなくなった。「CROSS MALL」は1店舗分の商品登録をすれば、その複製が可能。現在は楽天店をベースに、他の店舗は複製した商品情報を微調整するのみで登録が完了する。
以前のソフトではできなかった、売上データのダウンロードも可能になった。そのため、経理担当者に提出する月次資料を作成しやすい。田中社長は「前月の売上による利益もわかり、メリットは大きい」という。
通常、店舗が増えるほど業務は煩雑になる。しかし、エナレッジは「CROSS MALL」の導入により、店舗が増えても作業負荷を抑えられているという。
重視していたサポートサービスにも満足している。「訪問サポート付きプラン」の利用で、稼働まではサポート担当者の訪問によるアドバイスを受けた。「何もわからない私たちに、1から丁寧に説明してくれた」と田中社長。電話でのサポートもわかりやすいため、新しいスタッフも問い合わせればすぐに理解ができる。
「質問の回答がなかなか返ってこないサポートサービスもあるが、アイルは回答が遅れる場合でも、その旨の連絡をくれるので安心」と田中社長は話す。現在は、電話サポートに頼らずとも使いこなせているという。
全商品のうち、仕入れ商品を8割、自社ブランドの商品を2割取り扱っているエナレッジ。いずれは自社ブランド商品の割合を、5割ほどまで拡大していきたいという。また、スポーツ用品の商品バリエーションを増やし、さらなる売上の向上を目指す。「誰もが知るような、有名なショップに肩を並べたい」と田中社長は展望を語った。
会社名 | : | 株式会社エナレッジ |
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所在地 | : | 大阪府寝屋川市池田中町2-21池田グランドコーポ1F |
代表者名 | : | 田中 秀樹 |
取扱い商品 | : | スポーツ用品・玩具 |
URL | : | https://www.rakuten.ne.jp/gold/vogue-sports/ |